強訳 -強引な翻訳-

英字新聞の見出しを一つ翻訳する日記

12月9日

Cut down wood on the new moon, prepare miso on the full moon

外を歩いていて、やたら眩しかったので空を見上げると、月が明るく輝いていた。
普段は月をゆっくり見上げるタイプでもないけれど、今夜のは18時過ぎの時点でとても低いところに出ていて、見上げるまでもなく否が応でも目についた。
さらにブルーツ波も大量に出ているのかいつもより一層明るく感じた。
こんな明るい月は年内最後だろう。
月はどこまでも追いかけてきていて、こちらもついつい何度も月を見てしまった。
歩きながら、信号待ちをしながら、あるいは深呼吸をしながら。

月が気になって仕方がなかったのか、一台の車が交差点で右折ランプを出しながらも右に曲がらずにずっと佇んでいた。

大豆と麹を買った。
大豆は前回の残りがまだあるので少なめの量にしておいた。
そしてその大豆をたっぷりの水で一晩漬けておく。

”木は新月に切れ、味噌は満月に仕込め”
どこか北欧の古から伝わるような趣がある言葉だ。
昔のフィンランドの人たちも、月を見上げて味噌の仕込み時を知ったのかもしれない。
もうそういうのは現代に生きる自分には無くなってしまっている感覚だ。
実際にそんな言葉があるのかは知らないけれど、たまにはそういう思い付きに従うのも悪くないと思う。

Financial Times
Exxon Mobil swells buybacks to $50bn despite rebuke over war-fuelled profits.
(エクソンモービルは戦争による利益だという非難にもかかわらず自社株を500億ドル買い戻した)

道の途中のホームセンターで10Lのポリタンクを買って家の近くのガソリンスタンドで灯油を入れてもらった。
これで今まで持ち腐れていたストーブに燃料を入れられる。
明日はそのストーブの火で大豆をコトコト炊いて、足の霜焼けをゆっくりほぐそうと思う。