強訳 -強引な翻訳-

英字新聞の見出しを一つ翻訳する日記

12月16日

最近隙あらばポテトサラダばかり作っている。

昔からポテトサラダは好きだった。
おいしいからだ。
サラダの定義は知らないけれど、ポテトサラダはサラダの中で一番ごはんに合う。
そして一番腹持ちがいい。
さらにポテトサラダが肘とかに付いてもサラダの中で一番嫌じゃない。
だから隙あらばポテトサラダを作ってしまうのだ。

だけど最近どうも隙だらけで作る頻度が上がってきていた。
一度にたくさん作って冷蔵庫に作り置きしておくのだけど、ここしばらく冷蔵庫にない日がない。
冬になってからか、やたらブロックベーコンかじゃがいもが安く売られている気がするのだ。
特にブロックベーコンが安いとつい手を出してしまう。
逆にブロックベーコンじゃないと手を出す気はなかった。
薄切りはもちろんだけど厚切りにも手は出さない。
出すときは決まってブロックの時だけだった。

ポテトサラダはいつ食べてもおいしいので冷蔵庫に常備されていることはとても気持ちのいいことで嫌じゃなかった。
だけどポテトサラダを頻繁に作るものだから、それに合わせて卵白がどんどん溜まってきているのだ。
冷凍しておいてあるので冷凍庫にたくさん卵白が集まっていた。
もう4玉分の卵白が冷凍庫にある。
とんだノーコンピッチャーだ。
そして冷蔵庫にはもうすでに次のブロックベーコンが控えていた。

だから今日は卵白を解消するために蕪を買った。
蕪は野菜の中で最も憧れているものの一つだ。
焼いてもいいし煮てもいい。
お漬物にもできるし性格もよさそうだ。
そしてどこか品がある。
友達にするならゴボウがいいけど、生まれ変わるなら蕪だった。
わがままを言っていいならゴボウの親友がいる蕪だ。
聞き上手ならなおいい。

The Wasington Post
Ukrainian officials map out doomsday financial scenarios
(ウクライナ当局は破滅的な金融シナリオを描く)

 

買ったのは大きな蕪だった。
おじいさん一人で引っこ抜ける大きさではあるけれど、これで卵白もいくつかは消費できるはずだ。
大きな蕪にはそれに見合っただけの葉も付いていた。
これがまた蕪をさらにカッコよくさせていた。

そしてもちろん、リュックからはみ出す蕪の葉っぱもカッコよかった。