強訳 -強引な翻訳-

英字新聞の見出しを一つ翻訳する日記

5月31日

5月最後の日は雲一つなく、風も日差しも優しく降り注いでいて、気温は暑くも寒くもなかった。
道行く人は半袖の人もジャケットを羽織った人も一様に心地よさそうだ。
丁度いいというのは今日のことをいうのだろう。
そういう日の夕方は山の遠景が輪郭が殊更くっきりと際立っていてきれいだった。

ふらっと覗いた店で拳ぐらいの蕪が3つで100円で売られていて、迷わず手にした。
久しぶりにこれでかぶら蒸しを作ろうと思う。

料理は基本的に焼いたり煮たりしかしないのだけれど、蕪と蒸しパンケーキだけは蒸すという調理をする。
それくらい蕪には敬意を持っていた。

家に戻るとさっそく蕪をさっと水で洗いおろし器でおろした。
冷凍してあった卵白を凍ったまま泡立て器で潰しながらメレンゲを作った。
おろした蕪をキュッと軽く水気を絞り塩を一つまみ入れ、メレンゲと混ぜて器に盛る。
鍋に少し水を入れて沸騰させると、蕪を入れた器ごと鍋に入れ蓋をして中火で10分ほど蒸す。
蒸している間にグラスに冷たい日本酒を注いでグビッと飲んだ。

The Japan Times
Japan briefly issues alert for Okinawa after North Korea fires off rocket
北朝鮮がロケット発射後、日本は沖縄に一時的な警報を発した

鰹出汁に醤油と味醂を少し入れ、生姜がなかったので大葉を刻んで入れた。
片栗粉でとろみをつけて、蒸し上がったところに掛けた。
出来上がったかぶら蒸しは雲のようにふわふわで、塩味の奥に甘味があっておいしくできた。

冷蔵庫から日本酒を出してお代わりをグラスに注ぐと、器に残った餡をペロッと舐めた。