強訳 -強引な翻訳-

英字新聞の見出しを一つ翻訳する日記

6月3日

梅雨入りしたのかと思ったらそうではなく、台風の影響での大雨だったみたいで、それが過ぎ去った今日は快晴で爽やかな天気だった。

天気の良くないうちに底が剥がれていたアディダスのスニーカーを接着剤で貼り付けて直しておいたので、せっかくなのでそれを履いて走りに出かけた。

外は日差しはあるけれど台風の名残なのか風が吹いていて心地よかった。
通りには車や歩いている人も多く街が躍動していて、それにつられて軽快に走った。
途中すれ違う人たちはマスクをしていない人も多かった。
30分ほど走ったところの公園にトイレ休憩に立ち寄った。
あたりにはバーべーキューをしているようでとてもいい匂いが立ち込めていた。
トイレに入るとちょうど他の男性が終えたところで入れ違いにすぐ用を足すことができた。
トイレを終えた男性はそのまま軽い足取りでスーッと手を洗わずトイレを出て行った。
どうやら日本は新型コロナを克服しつつあるようだった。

結局1時間くらい走って戻ってきた。

部屋に戻り蕪のペペロンチーノを作って食べ、部屋や台所を少しきれいにして、バジルに水をやった後、買い物がてらブラブラ外を歩くことにした。
一年のうち梅雨の前のこの時期と秋の中頃が気温も気候も良くて外に出たくなるのだ。

やっぱりこの時期はたくさん花が咲いているようで、ツツジかサツキのようなのや、赤や白、ピンクのバラみたいな花、黄色い花とか紫の花とか、名前は知らないけれどとにかくたくさん花が咲いていた。

花の名前はどうやったら覚えられるのだろう。
ツツジとサツキも見分けられないのにわかるのだろうか。
名前だけでもわかったら外を歩くのがもっと楽しくなりそうな気がする。

適当にブラブラ歩いたあと店に入った。
店には梅が量り売りされていた。
あぁ、梅酒を作らないと。
そう思ったけれど、他にもらっきょうも売られていて、それも漬けないといけないし、新生姜も売っていてこちらも先月漬けたやつをもうすでに食べ切ってしまっていた。
だらしない生活をしているくせにやらないといけないこともそれなりにはあった。
どれを買おうか迷っていたらイサキが値引きして売られていて、もう今日はこれがいいや、と思って迷わずイサキを一尾購入した。
今日はこれでアクアパッツァを作ることにしよう。
実は先週はメバルが安くなっていたのでそれでアクアパッツァを作ったのだけど、初夏といえばイサキじゃあないか。
トマトとしめじも一緒に買って店をあとにした。

The Japan Times
Tokyo-Osaka bullet train to resume around noon after heavy rain
東京-大阪間の新幹線は大雨の後、正午ごろに再開される

フライパンにオリーブオイルとニンニク、月桂樹の葉を入れ弱火に掛け、香りが出てきたら塩を振ったイサキを入れ両面を軽く焼く。焼けたら角切りにしたトマト、しめじを入れ、さらにワインの代わりに日本酒と水を入れて中火で煮る。
10分ほど煮たら軽く胡椒を振って出来上がり。

アクアパッツァは簡単にできるのに名前がかっこいい。
自分が中学生ならアクアパッツァというメタルバンドを組みたいぐらいだった。

出来上がったアクアパッツァはイサキの初夏らしい爽やかな旨みと、トマトの酸味が効いていて今の時期に絶好の味がした。
スープもズルズルとおいしく味わった。

最後まで食べ終わる頃には、今日調子に乗った分だけ足の付け根がじんわりと痛くなっていた。