強訳 -強引な翻訳-

英字新聞の見出しを一つ翻訳する日記

11月15日

昨日放っておいた珈琲の生豆を焙煎することにした。
100gを量り自作の網に入れて焙煎する。
自作といってもそんな大そうなものではなく、百円の網を2つ組み合わせただけの簡単なやつだ。
網に入れる前にクズを取り除く作業があるのだが、ぱっと見そんなに悪くなさそうなのでそのまま全部使うことにした。
容赦なくダメそうなやつを捨てた方が珈琲はずっと美味しくなるらしいのだが、この豆たちはそれなりにみんなやる気なのだ。
バーナーに火を着け焙る。最初は遠火で水分を飛ばすように、徐々に火に近づけ熱を入れていく。その間ずっとムラができず焦げないように網を振り続ける。
焙煎のいい香りがしだすころパチパチと音を出して豆が爆ぜる。結構激しく爆ぜる。
ある程度爆ぜたらしかるべきところで火から外し、網から豆を取り出して団扇で煽って冷ましたら終了。
しかるべきところというのが各々の判断で、ここで味の雰囲気が変わる。
ちょっと深く煎ったほうが好みなので少し長めに引っ張る。
焙煎は全部で20分も掛からないくらいだ。
最初100gだった豆は焙煎が終わった後はだいたい85gになる。約15%の水分がなくなった計算だ。
重さは減ったが見た目は逆にプックリと膨らんでいて、色はこげ茶色。
一粒口に入れ噛んでみるとカリカリとしている。
こんなことをしても実際はあまりよくわからないけど、わかったような感じは出る。

さっそく焙煎したての豆をガリガリと挽いて珈琲を一杯淹れた。
本当は焙煎したてより何日か置いておくと味は落ち着いてくる。
最初の飲み口はキリマンジャロのような酸味はないが、飲み終わりはスッキリした酸味を感じた。
逆にコクはキリマンジャロよりも感じられて、こちらのが今の気分には合っていた。

The Wall Street Journal
Amazon set to lay off thousands of corporate workers.
(アマゾンは数千人の社員の解雇を予定している)

時の経営者たちが淹れる珈琲はいったいどんな味がするだろう。