強訳 -強引な翻訳-

英字新聞の見出しを一つ翻訳する日記

8月29日

9月もまだまだ暑いという報道もあるけれど、体感的にはだいぶ涼しくなったような気がする。
外を歩くとエアコンの音は相変わらず賑やかに鳴り響いているが、一方で蝉の声はすっかり聞こえなくなってしまった。
近くにはひぐらしもいないようで少し残念な心持ちだった。

夕方ふらっとホームセンターに立ち寄った。
何か買う物あったかなぁと歩いていると、ゴキブリ用の殺虫剤が売られていた。
そういえば買おう買おうと思いながらまだ買っていなかった。
この夏ゴキブリを見たのは四回くらいだと思う。
最初の二回は捕らえたがあとの二回は相手のが上手で素早く洗面台の裏側に逃げられていた。
でもそれもとやかく言うほどではなく、夏もだいぶ終わりかけているからまぁいいやという気になっていた。
夏なんてまたきっと来年もやってくるだろう。
その時に考えたらいいのだ。

The Japan Times
'Forever chemicals' from U.S. base in Tokyo fueling residents' fears
東京にある米軍基地からの「永遠の化学物質」が住民の不安を煽る

材木コーナーを見ていると木材の端材の中に1㎝ほどの厚みのべニア板の切端が80円で売られていた。
土を捏ねて置いておくのにぴったりの大きさの板だった。
ラッキーと思い2枚手に入れ、さらに細い針金も一緒に買った。
針金は粘土を切ったりするのに使用するためだ。

お金を払い鞄に詰め込んで帰り道を歩いた。
思わぬ収穫で気分も高揚していた。
これでいいモノが作れるようになるという期待感があった。

空にはすでに月が出ていた。
はしっこが少し欠けていたけれど、それでもとても明るい月だった。