強訳 -強引な翻訳-

英字新聞の見出しを一つ翻訳する日記

11月14日

結局珈琲豆を焙煎しなかったので今日も珈琲を飲むことができなかった。
飲むものがないので代わりに酒を飲んだ。
梅酒ばかり飲んでいると甘ったるくなってきてしまう。
梅酒はソーダ水で割るとすっきり飲めるのだけれど、今は手元にソーダ水がない。
夏は冷蔵庫にぎっしり冷やしていた。梅酒のソーダ割りで夏の暑さを乗り切ったくらいだ。でも今は暑くはないから、ソーダ水の買い置きはない。
途中から常備してある安いウイスキーに切り替えた。4Lのボトルのやつだ。
そんなに旨味は感じないけれど、量を気にせず飲めるところは気に入っている。

今日は古いブルースをたくさん聞いた。
昔はよく古いブルースを聴いていたのだが最近はあまり聴いておらず、久しぶりにしまっていたやつを奥からとり出してきた。
昔のブルースマンはみんな声が高い。華奢とか細い声とかではなく、芯があって中にはしゃがれているのもあるけど高く感じるのだ。
そしてギターの音は逆に太い。
これはなんなんだろう。
昔のブルースマンは安いウイスキーばかり飲んでいたイメージがあるがそれも関係があるのだろうか。
チャーリ・パットンやサン・ハウス、ビッグ・ビル・ブルーンジー、そしてロバート・ジョンソンなんかもそんな感じだ。
しかしその声が、歌っている意味はわからなくともどこか切羽詰まったものを感じさせる。
言葉を理解したところで内容は酒とか、女とか、愚痴でしみったれたものなんだろうけど。
まぁ世の中の底辺であえいでいるものなんてのは古今東西問わず同じようなものか。
だけど同じようなものだったはずなのに、最近はそうでもない。
みんな酒も飲まないし、女どころか他人とも関わらない。
こんなことになってしまうなんてブルースマンも想像してなかっただろう。

The Wall Street Journal

Democrats keep Senate control with win in Nevada
民主党ネバダ州の勝利と共に上院の議決権を保った)

世の中は少しずつ良くなっていくものだと思っていたがそういうものでもないみたいだ。
とりあえず安ウイスキーを飲まなくてもいいように珈琲豆だけでも早く焙煎しよう。