強訳 -強引な翻訳-

英字新聞の見出しを一つ翻訳する日記

12月12日

今年のうちにあと何回バイクに乗れるのかわからないので、今のうちに乗るようにしている。
冬はすぐに天気が悪くなり、雨が降る。
そしてその雨がやがて雪になる。
たとえ雨や雪が降らないとしても、ほら雨降るぞ、という思わせぶりな顔をすぐにするから質が悪い。
機嫌の悪いモノに対しては逃げるが勝ちだ。

今年はまだ何とか気温は二桁になる日も多く、それくらいの温度なら何とか乗ろうという気になる。
ただ手持ちの服では隙間から風が入ってきているせいか、やはり常に少し寒い。
手首のまわり、首まわり、そして胴まわりと隙間が多すぎる。
先日手に入れたワークマンの服もやっぱり少し弱かった。

前からバイクに乗るのにツナギがいいのではないかと考えていた。
ツナギは上から下まで繋がっているので腰回りに風が入ってこないのがありがたい。
イメージでは風はトモダチみたいなイメージがあるが、決して気を許してはいけない。
敵だとまではいいにくいし、気持ちのいい瞬間も多々あるのは確かなのだけれど、爽やかなだけのヤツではない。
不二子みたいなモノかもしれない。
とにかくバイクはまず自分との戦い、そして次に風との戦いなのだ。
ツナギはそんな風を防いでくれそうなカタチだ。
そんなカタチもツナギはかっこいいし、上から下まであるくせに布面積で考えると意外と安い。
前に見たヤツは1万円もしなかった。
果たしてそんな安いものでもツナギというだけでどのくらいの寒さまで耐えられるのかはまだわかないが。

もう随分前からずっと悩んでいる。
こんなものすぐ買ったほうが長く着られるからいいのはわかっているのだが、なかなかパッと手が出ないのだ。

これは従来からの悪癖で、必要なものほどなかなか買えない。そして買わないままずるずると過ごしてしまうのだ。
今までどれだけのものを手に入れずに過ごしてきただろうか。
身近なものでいえばお皿とか炊飯器とか電子レンジだろうか。
お皿なんて一枚あれば重宝するだろうにと思いながらもう何年も買っていなかった。
もう何年も自炊しているというのに。
あぁ机もそうか。てかナイフもフォークもなかった。考え出すといろいろと思い出してしまう。
ないものが多すぎるしそれが当たり前になってしまっていた。
しっかり考えないといけないことが多すぎる。

The New York Times
Some prisoners remain behind bars in Louisiana despite being deemed free
(解放されたと考えられているにもかかわらず、何人かの囚人がルイジアナの刑務所に収監されたままだ)

今年の夏にはちゃんとしたカーテンを買おうと思っていたのもまだだった。
もうそろそろこんな生活も終わらせないといけない。