強訳 -強引な翻訳-

英字新聞の見出しを一つ翻訳する日記

12月21日

The reborn "Zantetsuken" is a bit different in a good way, says Ishikawa Goemon

何度も同じことを繰り返すから気づくこともあって、その一つがじゃがいもの皮むきが大変だということだ。
そして、その原因もすでに掴みかけていて、それは包丁の切れが悪いからだと思う。
今使っている包丁は10年位前にキャンプに気軽に持っていけるものとして買った包丁だった。刃渡りはおよそ12cmと少し小振りだけれど、外に持ち出すのにはちょうどいい大きさなのだ。
いつかは大きくて立派な包丁を買いたいと思っていたのだが、これはこれで長く使っていて、時にブリを一尾丸ごと捌いたり、熊肉を切ったり、ワインのコルクを抜いたりワインを飲みながら世相を斬ったりと何をするにも使っていて愛着もあるのでなかなか買い替えることができなかった。

からしばらくはこれをまだ大事に使おうと思い直し、それならばと新たな包丁の代わりに、くたびれた包丁を手入れをするための砥石を買った。

正直持っている包丁よりも砥石のほうが少し高い。
安い包丁なら買えたけど、砥石は長く使えるものだし、長く使えばその分今の包丁にもっと愛着が生まれるということだ。
だからそれでよかった。

包丁を砥いでみるとコツを掴むまでは少し難しかった。
少し砥いでみては試しにじゃがいもの皮むきをしたり、その剥いた皮を刻んだりして確認しながら砥いでいった。
結果としては見た目は少し不格好だが、刃こぼれも直り、砥ぐ前よりは切れるようになったんじゃないかと思う。
キレイではないけれどこれが自分のカタチなのだ。
今後何度も繰り返しているうちに気付くこともあるだろう。
いつかは納得いくような切れ味になるかもしれない。
幸い砥ぎの作業は嫌いな作業ではなく長時間集中できるというか、トーーーンという音がなっているようなそんな気持ちになれた。

砥いだ包丁をいつものように気軽に洗っていると、指の皮が薄くスライスされていた。血が出るほどではなかったけれど、それも砥いで切れが良くなっていたおかげかもしれない。

生まれ変わった包丁は一味違う。

The New York Times
Zelensky is expected to visit Washington on Wednesday
(ゼレンスキーは水曜日にワシントンを訪問する予定だ)

包丁を武器みたいに持ってシュッシュと構えてみたが五右衛門とはずいぶん違っていた。
ま、これは包丁だからな。

とにかくこれでまたポテトサラダ作りが捗るというものだ。
明日は冬至なのでこの包丁でかぼちゃをサクッと料理してみようか。