強訳 -強引な翻訳-

英字新聞の見出しを一つ翻訳する日記

11月13日

朝、目を覚ました時、今日もあまり感じはよくなかったが、なんとか強引に布団から這い出て洗濯をした。
今日しておかないと着るものがもうなくなってきていた。
せっかく頑張って洗濯したのだけれど干してからしばらくすると雨が降ってきた。
調子の悪い時ってのはそういうものだ。
簡単に掃除もこなしたあと、雨の中傘を差して珈琲豆を買いに出た。
実は先月から珈琲の生豆を買って自分で焙煎するようにしていた。
珈琲を一日に一杯以上、多いと三杯は飲むようになり、珈琲豆の消費が速いので、焙煎された豆より安い生豆を買うようにしたのだ。
焙煎は難しいけど、回数を重ねるごとになんとかそれなりにはカタチがついてきたような気がする。
お店に着き珈琲豆を色々見てみる。
焙煎したものは結構いろんな種類があるのだけれど、生豆は5種類しか売っていなかった。その中でも安いのはキリマンジャロとブラジル、コロンビアの3種類だけだ。高いものとは5倍ほどの開きがある。
前回はキリマンジャロを買った。味は酸味が目立つすっきりした味わいだった。
好みとしては酸味よりも苦みが出ているほうが好みなので、今回は他の2つのどちらかにしようと思っていた。
どちらも昔にどこかでは飲んだことはあるがあまり味の特徴は覚えていない。だからどちらでもよかった。今回はコロンビアにした。
店員さんに「コロンビアの生豆を一袋ください」と注文した。生豆は一袋単位で売っていて、量は1キロも入っていた。
店員さんは「はい」と応えると、ガサゴソと袋を出してきた。そしてこちらに袋を見せて「コロンビアのなままめ1キロでいいですね?」と確認してきた。
「はい」と返事をした。そして支払いを済ませて店を出た。なままめ。なままめか。
そうなのか、珈琲の生のやつはなままめというのか。きまめ、よりちょっと言いにくい気がするけど。
世の中知らないことがたくさんあるのはわかっていたけど、わかっていると思っていることも間違っていることばかりだ。
実際はわかっているつもりになっているだけで、本当の意味で何も知らない。

Thw Wasington post
Democrats keep Senate majority
民主党、上院の支配権を維持)

当初報道されていた世の中の予想とは反対の結果になっていた。
実際はコインの裏表を当てるのでさえも難しいのだ。

さっきまで降っていた雨はもうほとんど上がっていて傘は差さなくてもよかった。
明日、調子が良かったら珈琲豆の焙煎でもしよう。
帰り道、「なままめ、なまごめ、なまたまご」と3回くちずさんだ。