強訳 -強引な翻訳-

英字新聞の見出しを一つ翻訳する日記

12月2日

朝起きて布団をたたみ、現実を知って驚いた。
知るのが遅いと言われたらそうだし、世間知らずというのも当たっている。
結果を見て、原因を探ればたしかにそうなると思うことは多々ある。
でも今回こんなことになるとは思ってもいなかった。

朝起きて布団をたたみ、マットレスを上げると、床と接していた側に黒い点々が付いていた。
なにか汚れているなぁと手で払っても取れないのでよく見てみると、その黒い点々はカビだった。

いつも布団の下に折り畳み式のマットレスを敷いて寝ていて、朝起きるとそれをたたんで片づけていた。
ベッドを置くと目障りで昔から嫌いだったからだ。
以前はマットレスさえも使っておらず、畳や絨毯の上に布団を直に敷いて寝ていた。
でもマットレスは使っていなかっただけで、持ってはいたのだ。
3年前に安くて折りたためるマットレスを初めて買ったのだけど、使ってみると安かったからか、それともただ慣れていないせいかどうも寝にくく、腰から足にかけて痛みが出たので、それ以来ずっと押し入れにしまっていたのだ。
春に引っ越しをした際に床が板タイプのフローリングになったのでその時から使うようになったのだ。
また使うようになってからは、なぜか以前のような痛みは感じていなかった。
そして起きた後は、たまに布団を敷きっぱなしにしたこともあったけど、なるべくたたんで、天気のいい日にはベランダで干したりもしていたのだ。

それなのにいつの間にかカビが生えていたのだ。
なんでだろうとマットレスを捲って見ていると、マットレスの下の床がじんわりと湿っていた。
手で触るとほのかな、食べ終わり際の肉まんのようなぬくもりを感じた。
そうか、空気は冷たくて体温は温かい、そして汗も混じっているから、いわゆる結露みたいな状態になっていたのだろうか。

はぁ、こういうことになるとは知らなかった。
やっぱりベッドで寝ていないからだろうか。
そういえばやけにみんなベッドを使っているなぁとは思ってはいた。
だからみんなベッドを使っていたのか。
ただオシャレっぽくなるからではなかったのか。
みんなこういうことをどこで知るのだろう。

The Times
Enrique avoids 'heart attack' but Japan steal top spot off spain
エンリケは「心臓発作」を回避したが、日本はスペインからトップの座を奪った)

カビをなんとかしようと思いカバーを外そうと試みたが、カバーは思いの外窮屈で半分ほども外すことができなかった。
さらにタグを見てみると”カバーのお洗濯はお控えください”と注意書きされてあった。

仕方なく苦労して途中まで外したカバーをまた元の通りに直すとそのまま布団に潜り込み、そして、寝た。