強訳 -強引な翻訳-

英字新聞の見出しを一つ翻訳する日記

6月24日

6月に入ってから土曜日はなるべく走るようにしている。

毎週ちゃんと走れるということは、それくらい雨が降っていないということ。
梅雨の仕組みがどうなっているのかはわからないけれど、ここ数年梅雨時なのに雨があんまり降らない。
今日も晴天ではないけれど雨は降っておらず、そのおかげで1時間ほど走ることができた。

昼に走ったので午後からは時間を持て余していてぼんやりしていたのだけれど、思い切ってバイクで前から悩んでいた買い物をしに外に出かけることにした。

実は最近、壺が気になっていた。
近頃体調や運勢が悪くて気の流れがよくなく、そんな邪気を払うため先生のブラストパワーが込められている特別な壺が今回に限り安く買える、とかの壺ではなく普通の昔からあるなんの変哲もない壺を見るのが好きだった。
そこで粘土を手に入れて自分で捏ねて作ってみようと思っていたのだ。

さっそくバイクで陶芸用品屋さんに行くと、2,30種類の粘土がたくさん売られていた。
壺にはどれがいいかなんてよくわからないので店員さんに尋ねると、一番安いやつでも十分使えるからそれでいいんじゃないということだった。
20㎏で2500円くらいの粘土だった。
20㎏もいらなかったのだけれど、その安い粘土は10㎏単位では売っていなくて、他の粘土の10㎏は2200円くらいでそんなに変わらないと言われたので、結局20㎏分の粘土を買って帰ってきた。
ついでにホームセンターにも寄り、コンパネの切れ端が60円で売っていたのでそれも買った。

The New York Times
Russia on edge amid claims of 'armed rebellion'
武装反乱」の主張でロシアはピリピリしている

20㎏の粘土はずっしりと重くて階段を登るのにも一苦労で、エベレストのシェルパみたいに一歩一歩ゆっくりと登った。
部屋に粘土を持ち込みさっそく一壺作ることにした。
粘土を少しづつ千切ってコンパネの上で紐状に伸ばして、丸くどんどん積み上げていくと、不格好ながらもなんとか壺が出来上がった。

贔屓目に見ても形のいい壺には到底仕上がらなかったけれど、冷たい粘土を捏ねて形を作るのは単純に気持ちがよかった。

しばらくがんばって壺を作りいつかカッコいい壺ができたら、立派な先生にブラストパワーでも入れてもらおうか。
なんせ部屋には20㎏も粘土があるのだ。