強訳 -強引な翻訳-

英字新聞の見出しを一つ翻訳する日記

7月13日

朝にバナナを2本食べた。

それでもまだまだバナナはあって、夜にさらにもう1本食べた。
なんかすごく贅沢をしてしまって成バナのドラ息子みたいになってしまっている。
このバナナは安かったけれどとてつもなく甘くておいしい。
外の皮はキリンみたいになっているところもあるけれど、中は全然黒くもなってきていなかった。
バナナって味ももちろんおいしいけれど、独特のスタイルもまた良かったりもする。
形という意味のスタイルもそうだし、手で持って皮を剥いて食べるというのも妙に楽しい。
シールをおでこに貼ってもいいし、ピストルみたいにしたりもできた。
しかし船で輸入されてきたであろうバナナがどういう仕組みであんなに安くなるのかはどれだけ考えてもよくわからなかった。

The Washington Post
Teens are buying ghost guns online, with deadly consequences
10代はネット上でゴーストガンを購入していて、致命的な結果が起きている

今日はにんじんときゅうり、きくらげを千切りにした。
やっぱり新しい包丁は全然違う。
まだお互いに気を使い合っている部分もあって、付き合いたてのカップルみたいにぎこちないけれど、これからどんどん良くなっていく予感みたいなものがあった。
前までの小さい包丁ならにんじんの千切りなんかはぐっと力を加えながら切っていたのに、今回の包丁はさほど力を入れなくてもスパスパ切れる。
包丁自体が前より重くその重さを利用して切るような感じだ。
よく切れるものだから逆に自分がビビっているせいで、いつもより太くなってしまっていた。
たまにタイヤとかの映像で見る、早すぎて逆にスローに見えるみたいなものかもしれない。
これが慣れてきたらもう少し上手に使えるようになると思う。
これからの料理が楽しみだ。
さらに使ってみて気づいたのがこの包丁は木のまな板とめちゃくちゃ相性がいいということだ。
木のまな板を長年愛用しているのだが、切る時の音が気持ちいい。
まな板を通してトントンという倍音をたっぷり含んだ豊かな音が心地よく響く。
これがもし外に聞こえていたら「お、なんか美味しそうなもの作ってるな」と思われそうな音を出していた。
そしてさらにまな板との相性は包丁をまな板の上に置いたそのビジュアルの良さだった。
トントントンと野菜を切り、まな板の上ににポイと包丁を置いたその何気ない瞬間の、長年に渡って使い包丁の跡のついたまな板と打ち鋼で作られた包丁のコントラストが最高に画になっていた。
こういうものをSNSにあげたくなる気持ちが少し分かった。

そうか、ひょっとしたら包丁よりまずはスマートフォンを手に入れるべきだったのか。