強訳 -強引な翻訳-

英字新聞の見出しを一つ翻訳する日記

7月25日

夏感が増してきて体の調子がすこぶる良い。

元々体が丈夫なのか風邪や病気などほとんどしたことはなくラッキーなタイプなのだが、夏になりどんどん気温が高くなるにつれて体が楽になっているような感覚がある。
汗と一緒に体の毒素みたいなものが抜けてスッキリしているような感じがして、お陰で機嫌よく暮らせている。
ずいぶんと昔に企んでずっと積み重ねていることがやっと結果になって表れてきているようで、大きな声では言えないけれどもっと気温が高くなるのがどこか楽しみでさえもあった。

今日は機嫌がいいところに剣先イカが安く手に入り、さらに過熱用のまぐろが100円で購入できたことからいつにも増してワクワクしていた。
実は前からいつかあのまぐろをやってやろうと思っていたのだ。

帰宅してお酒も飲まずにさっそく調理に取り掛かった。
まぐろをサッと洗って水分を拭き取り、塩と胡椒を軽く振る。
小鍋にまぐろとにんにく、生姜の薄切り、月桂樹の葉を入れそこにオリーブオイルを底から1/3ほどまで注ぐ。
下準備はこれだけであとは弱火でクツクツと20分ほど煮込むだけだった。
途中油が浸かっていないところにスプーンで油を掛けたり、ひっくり返したり、そのへんはアドリブでこなす。
香りがすごくいいので世話をするのも楽しい。

The Japan Times
U.N. experts to probe Johnny Kitagawa's alleged abuse in Japan
国連の専門家が日本のジャニー喜多川の申し立てられている虐待の調査をする

いい感じになったら火を止めて出来上がりだ。
食欲をそそるいい香りがする。
そりゃあイタリア人も陽気になるはずだった。
ハイボールを作り出来立てのまぐろのオイル漬けを食べた。
あぁ、おいしい。
これは白だったかも。
まぐろのオイル漬けを食べているとここが日本の片田舎の狭っ苦しいアパートだとは思えない地中海の味がした。

イタリア語なんて話せないしイタリアに行ったことすらないくせに思わずシチリア訛りで呟いてしまった。
オッティモ。