強訳 -強引な翻訳-

英字新聞の見出しを一つ翻訳する日記

7月26日

連日今年の最高気温を叩き出していて、お、やる気出してるなと感じる。

今日の最高気温は37℃を超えていて、7月なのに夏休みに入りたての中学生みたいにはしゃぎ過ぎているんじゃないかと少し可笑しくなった。

せっかくのいい天気なのでバイクのエンジンオイルでも入れ換えようと準備をした。
オイル交換は昨年にして以来一年振りだった。
前回交換した時は排出したオイルを盛大にこぼしてしまい、このアパートに越してきたばかりの新入りなのにいきなりやらかしてしまった、とオイルまみれになりながら慌てて拭き取り、水を流してキレイにしたりで大変だった。
今回は慎重に作業をしようと取り掛かると、呆気なく終わらしてしまった。
やればできるし、歳を重ねてもまだまだ成長はできるのだ。
まぁ元々ちゃんとやれば簡単な作業というだけなのだが。

早く終わらせたのでオイルを回す意味も込めて、少し走りがてら野菜でも買いに行くことにした。
向かったのはいつも一時間ほど掛けて歩いていく野菜の販売所だったが、やっぱりバイクは速い。
西の窓から入ってそのまま東の扉へ飛び出していく蠅のように一瞬で到着した。
しかもバイクは速いうえに多少の荷物なら問題なく積めるから、野菜をたくさん買うことができるのだ。
目当てだったトマト、そして茄子、南瓜、胡瓜、甘長とうがらしと買い込んで500円ほどだった。
赤緑黄色と夏がとても鮮やかだ。

Wall Street Journal
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今回トマトを買った目的は、昨日作ったまぐろのオイル漬けをトマトの冷たいスパゲティーに和えて食べようと企んでいたからだ。
トマトの冷たいスパゲティーは簡単でさっぱりと食べられる優れものなのだが、そこにまぐろのオイル漬けが混ざるなんて、想像するだけでおいしそうだった。
まずにんにくをみじん切りにしてオリーブオイルに混ぜる。
トマトの皮を湯剥きして、それを賽の目に切り先ほどのオリーブオイルに混ぜる。
そこに塩胡椒を軽く振り冷蔵庫に冷やしておく。
お湯を沸かしスパゲティーを茹で、茹で上がったら冷水で〆、水をしっかりと切り、具と混ぜ合わせる。
そこにまぐろのオイル漬けをほぐし入れて、バジルを適当に千切って混ぜる。
これで出来上がりだった。
リュートで演奏されるシチリアーナをBGMに掛けてイタリア気分をさらに盛り上げながらツルっとお箸で上品に一口食べた。

なんだこれ。

やっぱりめちゃくちゃおいしいじゃないか。
いつものトマトの冷静スパゲティもあっさりしていておいしかったけれど、まぐろのオイル漬けが合わさるとそこにコクと旨味が増している。
まぐろのオイル漬けは昨日の出来立ても良かったが、冷蔵庫で冷やしておいたものは味がさらに浸み込み、そして冷たくなっているせいか若干固くなっていて、それが柔らかい肉のような食べ応えになり良いように作用していた。

あえて失敗を言うなら、昨日オッティモを使ってしまったのであとはボーノしか知ってるイタリア語がなかった。