強訳 -強引な翻訳-

英字新聞の見出しを一つ翻訳する日記

1月8日

Dusk without anything to do

部屋の掃除をしてトイレを掃除した。

お正月前にも掃除をしたはずなのにもう結構汚れている。
だから掃除をした。
そう、もう一度言うけど掃除をしたはずなのだ。
だけどなんだか何もしていないような気がしてしまう。夕暮れを眺めているよりも手を汚しながらトイレ掃除をしている方が余程大変なはずなのだが、トイレ掃除だけで一日を終わらすと何もしていないような気がするのはなんなんだろうか。

その後は面倒になったのでウイスキーを飲んだ。飲みながら押し入れからCDの入った箱を取り出した。先日CDを探すのに箱を探っていたら、CDのケースが全体的になんか少ししっとりしている気がしたのだ。押入れが結露しているのかそれがCDにも影響しているようだった。
これだからCDなんて、と言われてしまいそうだ。
全部一度箱から出して、一枚ずつ眺めては気になったのを聴き直しウイスキーを飲んで、適当に並べて乾かした。久々に聴いて改めていいなぁと思う音源がいくつもありその内のいくつかを横にどけて、あとのCDをそれっぽい括りでまとめて箱に入れ直した。
これこそ出してまた同じとこに仕舞っただけでなんにもしてないのにやり終えると満足した。

夜は料理を作る気力が湧かないのでお粥を作った。
自分のやることはいつも今更だった。
七草はないしもう7日でもないので家に転がっているサツマイモを入れた。芋粥だ。お米を洗いサツマイモを適当に切って小鍋に入れて水と塩を少し加えると、いつも通りストーブに乗せておいた。
お粥ができるまで本当に何もせずにストーブにぼーっとあたりながら足の指を眺めていた。
こうやって見ると本当に霜焼けが治っている。
少しまだ赤みがあったり、親指の肉の芯の部分は違和感があり完全ではないけど、少なくともアメリカンチェリーにはもう見えない。
これならば長距離も走ることもできそうだ。明日は久しぶりに走ってみてもよさそうだ。少しは何かをした気分にもなれるかもしれない。

The Washington Post
How McCarthy survived the GOP revolt to become speaker
(どのようにしてマッカーシー共和党の反乱を生き延びて議長になったか)

お酒を飲んで小便がしたくなりトイレに行った。
トイレは歯磨きをしたあとみたいにキレイだった。
ウイスキーを飲んだ後の小便は勢いが強く少し横に飛んでしまったのでトイレットペーパーで拭き取った。

キレイなトイレはやっぱり悪くなかった。