強訳 -強引な翻訳-

英字新聞の見出しを一つ翻訳する日記

7月2日

6時過ぎに目を覚ますと外はだいぶ明るくて、晴天だというのがカーテン越しにもわかった。

洗濯機を回すにはちょっとまだ早い時間だったのでそのまま布団の中でグダグダ過ごした。
いい時間になったところで布団をあげて洗濯をし、そのまま部屋の掃除も済ます。
さらにトイレも掃除をして、一分ほど逆立ち、そして昼に有りものの野菜を使って塩焼きそばを作って食べた。
怠け者の身としては出来すぎなくらいに午前中にやりこなした。

主な事はあらかた済ませたので、昼からはたんまりと時間を使って壺を作ることにした。
コネコネと粘土を捏ね繰り回し、ペタペタと粘土を積み上げる。
そして気が付けば3時間ほどの時間が経っていた。
時間を掛ければいい物ができるかというとそういうものでもなく、まぁまぁの壺が出来上がった。
それもまぁまぁの壺がたった一つ。
何個作ろうとか目標を立てていたわけではないけれど、さすがにちょっと一つだけで時間が掛かり過ぎかなとは思う。
しかも装飾とか凝った作りをしたわけではなく、単調なよくあるシンプル壺を作っただけだった。
でも壺は単純な形に見えるけれど、これはこれで作ってみると何気に奥が深く難しいのだ。
どんどん粘土を積むと下が潰れてくるし、口の部分はいまいちキレイに決まらないし、出来上がった形はそこはかとなくダサい。
いい壺と何が違うのかはよくわからないけれど、かっこいいかダサいかくらいは判断できた。
まぁ仕上がりはアレでも3時間も集中して没頭できることはいいことと今日は前向きに捉えた。

The Japan Times
Kyoto offers $2,770 premium seats for famous Gion Festival
京都は有名な祇園祭に特別席を2,770ドルで提供

とりあえず区切りをつけて、粘土を丸めて片付け汚れた手を洗面台でジャブジャブと洗った。
きれいになった手を見て水を止め、タオルで手を拭きながら鏡をパッと見た。
あれ。
なんかまた目がおかしくなっていた。
前と同じ右目が部分的に真っ赤に染まっていた。
前回より範囲はマシだったけれど、だいぶ白くなってきていたところにまた血が出たみたいだった。
ひょっとして昨日こっそり豚の生姜焼きを作って食べたのが悪かったのだろうか。
何が原因かはよくわからないけれど、そんなにすぐによくなることはないのかもしれない。

でもいくら考えてもあれだけご飯に合う豚の生姜焼きのことをなるべく悪くは思いたくなかった。