強訳 -強引な翻訳-

英字新聞の見出しを一つ翻訳する日記

8月22日

駅からの帰り道にあるスーパーが臨時休業だった。

よく考えたら普段開いてるかどうかなんて気にしたことがなく、定休日なしでやっていてくれていたことに今頃気が付いた。

今日は違うお店に行ってみるかと駅まで戻り反対側にあるスーパーを覗いてみることにした。
行ってみると元々はやっているお店なのか定休日のスーパーから流れてきたのかはわからないけれど、人がけっこう来ていて賑わっていた。

夕食に何を作ろうか全然考えておらずブラブラ見ているとそこそこな大きさの頭から尻尾までの丸々とした鰯が安くなっていた。
お、これいいんじゃないか、と思いながらどう調理したらいいのか考えていた。
丸々一尾だとシンプルに焼くか、煮付けるのか、揚げて甘酢あんかけとかもいけるのか。
そう思いながらにんじんなどの他の材料を見て魚売り場に戻ってくると、その頃には鰯は全て売り切れていた。
鰯の切り身の方はまだあったのだけれど、丸々一尾のやつを見た後だと手は伸びなかった。
どうしようかまた一から考えながら、おっと、豆腐を買っておこう、と豆腐売り場に行くと手頃な豆腐がこれもまた売り切れていた。
このお店のお客はかなり積極的だった。
だめだ完全に出遅れた、完敗だ。
もう今日は家にあるものでいいや、と諦めて籠を返してお店を出た。

The New York Times
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駅を通り過ぎ歩いていると前から来た女性が数mまで近づいた時に急にバッと体を大きく動かし身構えたのでこちらもなんだと小さく構えたら、どうやら虫がその女性に集っていたみたいでお互いに苦笑いをしながらすれ違った。

定休日だったスーパーの横を通り掛かると車が数台、駐車場の前でウインカーを出したがそのまま入れずに通り過ぎて行った。

スーパーの近くに牛丼屋があり、そこから出てきたスーツ姿の男性二人組がそれぞれに牛丼が入っていると思われる袋を持っていた。

おいしそうな牛丼と同じものを持ち帰るその仲の良さが少しうらやましく思えた。